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【信頼度:高】診療報酬請求事務能力認定試験の合格率と難易度を徹底調査

診療報酬請求事務能力認定試験は、2005年までは医療事務の中でも唯一厚生労働省が認定する公的資格であったため医療機関からの信頼度も高いです。

現在は、一般的な民間資格になっているものの、内閣府認定の公益法人のため医療機関のからの高い評価もそのまま継続されています。

そのため、医療事務資格の中では、知名度も高く受験者数が多い人気の資格試験となっています。

診療報酬請求事務能力認定試験とは?


日本医療保険事務協会が実施する民間の検定試験で、医療事務に従事する者の能力の向上を図ることが目的です。

主な内容としては、療報酬明細書(レセプト)の作成に伴う技能と実技試験があります。

検定試験の際には、診療報酬点数表やその他の資料の持ち込みができたりします。

医療事務の資格試験は、100以上あるといわれる民間資格が乱立している状況ですが、その中でも診療報酬請求事務能力認定試験は難易度の高い試験といわれています。

が、その反面、医療機関からの評価が高く、履歴書への記入の際は有利だったりします。

【公式】公益財団法人 日本医療保険事務協会

はじめにお伝えした通り、診療報酬請求事務能力認定試験は厚生労働省認定の公的資格だったことから、この資格の合格者を採用する病院も多いと聞きます。ぶっちゃけ、ほかの医療事務の民間資格と比較すれば診療報酬請求事務能力認定試験の方が採用側の信頼性が高いことは言うまでもありません。

診療報酬請求事務能力認定試験の合格率と難易度について

診療報酬請求事務能力認定試験の分野は、「医科」と「歯科」に分かれております。内容も違うため、それぞれの学科試験と実技試験を行います。

この記事では、「医科」に特化して解説しています。

診療報酬請求事務能力認定試験の合格率は第1回~第53回(2020.12月実施)までの平均合格率は「30.2%」と公表されています。

過去最低合格率は、第30回の時の「24.1%」という、非常に低い合格率が出ていました。

ちなみに、最新の試験が2020年12月に行われましたが、その時の合格率は「42.8%」と、少し上がってきてましたね。
受験者数は、5,378人、合格者は2,304人でした。

ほかの医療事務の検定試験の合格率は60%~75%くらいが平均になるので、それと比較すれば難易度はかなり高くなります。

ただ、それだけ信頼性のある医療事務資格ということにもつながりますね。

診療報酬請求事務能力認定試験・概要

受験資格 なし
受験科目 医科・歯科
出題範囲 「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」のとおりで、試験場への診療報酬点数表、その他の資料の持ち込みは自由です。
試験日 年2回(7月・12月)日曜or祝日
試験時間 3時間
試験地 全国17会場:札幌市、仙台市、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟市、金沢市、静岡市、愛知県、大阪府、岡山市、広島市、高松市、福岡県、熊本市、那覇市
受験料金 9,000円(消費税込)
合否判定 試験月の翌々月末までに、全受験者に文書で通知

ちなみにガイドラインの内容は

「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」には、診療報酬請求事務を正しく行うのに必要な能力を認定するために、下記の内容について試験を行うことが記されています。

  • 医療保険制度等
  • 公費負担医療制度
  • 保険医療機関等
  • 療養担当規則等
  • 診療報酬等
  • 薬価基準・材料価格基準
  • 診療報酬請求事務
  • 医療用語
  • 医学の基礎知識
  • 薬学の基礎知識
  • 医療関係法規
  • 介護保険制度

検定試験の内容

試験の種目 学科試験
実技試験
試験時間 3時間
学科試験 5者択一のマークシート方式20問出題
①医療保険制度
②その他法令
③診療報酬点数表に関する内容
実技試験 診療録(カルテ)からの手書き方式にて診療報酬明細書(レセプト)の作成
外来カルテ症例から1問
入院カルテ症例から1問の計2問

診療報酬請求事務能力認定試験合格後のメリット


診療報酬請求事務能力認定試験の公式サイトに、合格後のアンケート調査を行った結果が掲載されていましたので転載します。

就職の場合

  • 就職活動の強みになる。
  • 当試験合格が応募条件になっている求人もあるので、選択肢が増え有利になる。
  • 履歴書に記入でき、アピールポイントになる。
  • 実務経験はないが、当試験に合格していることで採用(評価)された。

処遇改善に関するもの

  • ポストが改善された。
  • 昇給した。
  • 手当が付くようになった。
  • 契約社員(パート)から正社員になった。
  • 医療事務講座の講師を任されることになった。

自己研鑽に関するもの

  • 幅広い知識を習得できたことで、処理能力が向上し効率も上がった。
  • 自分の力(知識)に自信が持てるようになった。
  • 周囲の評価が高まった(信頼を得た)。

引用元:診療報酬請求事務能力認定試験 合格された方の声

診療報酬請求事務能力認定試験のまとめ

医療事務の資格を取るなら「診療報酬請求事務能力認定試験」をおすすめします。

理由は、もともとは厚生働省が認定する公的資格でしたが、現在は一般的な民間資格になっているものの、内閣府認定の公益法人のため医療機関のからの評価が高いからです。

試験内容も、全国統一一斉試験になっているため、在宅受験みたいなそういうレベルではないから信頼度も高いです。

以上のことから、医療事務の資格試験を検討しているなら「診療報酬請求事務能力認定試験」をおすすめします。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

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