医療事務の資格って簡単にとれるのかな?それと合格率や難易度とかって、実際どれくらいの時間勉強すれば合格できるんだろう?
最近転職を考えているので、医療事務の資格をとって医療関係にすすみたいと思ってます。
そんな疑問に答えます。
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医療事務資格・主な4種
そもそも「医療事務」って呼ばれていますが、医療事務の資格はさまざな民間試験があります。その中でも以下の4種類について説明します。
この4種全てが医療事務の資格になるので、医療事務の何の資格なのか?そこを明確にしておく必要があります。
- 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))(日本医療教育財団)
- 医療事務管理士(技能認定振興協会)
- 診療報酬請求事務能力認定試験(日本医療保険事務協会)
- 医療事務認定実務者(R)(全国医療福祉教育協会)
また医療事務の資格って、国家資格ではない一般の民間団体や主催学校などの認定資格(民間資格)になるため、資格にはなるんでしょうけど、ある意味認定的な感じになります。
この中で、唯一の公的な試験は「診療報酬請求事務能力認定試験」になります。
この試験は、公益財団法人として内閣府より認定されている「日本医療保険事務協会」が主催するもので、試験も年1回、全国一斉統一試験になります。
医療事務系の求人募集では、医療事務の資格の有無は問わないケースが多いと思う反面、面接で医療事務の資格の有無を聞かれたりする場合が多々あります。
そんな場合はやはり、医療事務の資格を持っている方が断然有利だったりしますね。
医療事務の資格の取り方は?
医療事務の資格を取得するための勉強方法は、以下の3つになります。(これがすべてではありませんが)
- 市販のテキストで独学する
- 専門学校や通学講座に通う
- 通信講座を利用する
結論から言えば、どれも合格できる内容です。
ただ独学の場合は、その人の勉強の仕方などによるので合格できるかどうかはわかりません。どのテキストをどのような内容で進めていくか?がポイントだったりしますので。
その反面、費用が一番抑えられるのも独学です。
専門学校や通学講座は正直値段が高いです。なのでおすすめは通信講座だったりします。
医療事務の資格試験
医療事務の資格試験は、先ほどの4つの資格ごとに内容が異なります。
以下に、それぞれの医療事務試験の難易度と合格率を参考まで掲載しておきます。
医療事務の資格試験の難易度
4つの検定試験があるうち、難易度が一番高い試験は
[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]診療報酬請求事務能力認定試験(日本医療保険事務協会)になります。全国平均合格率は42.8%(2020.12月)、4種の中で断トツ低いです。
次に
[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]医療事務管理士(技能認定振興協会)合格率50%。二人に一人は合格する計算です。難易度「中」レベルだと思います。
正直、ぶっちゃけ試験は余裕かもです。
理由は、受験資格もなく、テキストを見ながら自宅での受験ができ、丸暗記の必要もなく、マークシート方式だからです。
学科と実技の正答率はそれぞれ60%以上と、わりと簡単な感じもします。
医療事務の資格って独学でも大丈夫?
先ほども少し触れましたが、独学には個人差はありますので断定することはできません。
ただ、独学で資格取得できる人も実際にはいます。
独学のメリットは何と言っても費用を抑えて勉強できることです。
ただ、デメリットをあげれば、自分で学習スケジュールを立てたり、モチベーションを維持したりするのが難しく、一貫性がない勉強の仕方になってしまう可能性があったりします。
また、テキストを何冊も買ったりしてあちこち手をだしてしまいがちですが、ポイントは1冊のテキストに集中して勉強することだったりします。
医療事務資格取得のおすすめ勉強方法
おすすめの勉強方法は「通信講座」で学ぶことです。
通信講座は、ユーキャンやキャリカレ、フォーサイトなど様々な通信講座会社があります。
内容や料金、質問や動画配信サービスなどのサポート体制をしっかり確認して決めることが一番です。
失敗しない医療事務資格選び|おすすめの医療事務資格はどれ?まとめ
4つの医療事務検定試験の難易度や合格率、その他について説明してきました。
結論は、医療事務のほとんどは民間試験になります。医療の現場で評価されるのは国家資格が主になります。
事務関連なので内容は異なりますが、あくまでも自分のスキルアップとしての資格だと思っていた方がよいです。
医療事務の検定試験の中には、自宅受験でテキスト見ながらOKとか、ぶっちゃけありえないです。普通に考えてもわかりますよね。
それで合格して認定証もらっても正直意味があるのか疑問だったします。
ただ、医療事務試験の中で、唯一の公的な試験「診療報酬請求事務能力認定試験」ならある程度の意味があるように思います。(あくまでも個人的です)
理由は、公益財団法人として内閣府より認定されている「日本医療保険事務協会」が主催するもので、試験も年1回、全国一斉統一試験になるので、その合否の基準が明確化されています。
受験会場も全国で決まっていますので、自宅とかとは訳がちがいますので。
これから医療事務の資格取得を目指すなら、その辺の情報をしっかり収集して見極めて後悔のないようにしてください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。