会計・金融

簿記3級・独学でも合格できる?独学の効率良い勉強方法を解説!

悩んでいる人
悩んでいる人
日商簿記3級の取得を目指さし、独学でがんばるつもりです。けど何から始めればいいのかさっぱりわからず、いきなり壁にぶち当たってますw。独学で効率的な勉強方法が知りたいです。

そんなお悩みにこたえます。

簿記3級の効率的独学勉強法を解説

簿記3級の検定試験の受験勉強に必要な期間は、最短1週間~2カ月といわれています。

ただ、独学で挑戦する場合、その勉強方法や個人差によっても勉強する期間は変わってきます。

一般的には、3級と2級を一気に取得するケースが多いようですが、そこは人それぞれです。この記事ではあくまでも簿記3級を取得することを目標にした内容になっています。

効率的な勉強方法とは?

基本的なことですが、まずはインプット(テキスト、参考書等)読み込み、その後問題集や過去問なでアウトプットすることです。

ここで重要なのは、テキストも2~3冊買ってあっちも、こっちもと手をだしてはいけません。1冊買ったらそれをやり込むことです。

また、インプットだけでは頭に入っていません。かならずアウトプット(書き出し等)をして、ほんとに覚えてるかどうか?を常に実践することです。

仕訳の攻略

また、簿記には「仕訳」があります。「仕訳を制する者は簿記を制する」とまでは言いませんが「仕訳」の概念を完全に理解しないと、合格への道のりが遠くなります。

なぜなら、仕訳は簿記3級にとってある意味メインディッシュだったりしますので。

【仕訳】をしっかりと理解すること!

また、独学でありがちなのが、購入した参考書やテキストを最後まで読んで頭に入れた!という人がいます。これは最後まで読んだことで満足して終わっているパターンですね。

これではダメです!特に簿記初学者にとっては、初めて聞く用語やその内容など、なかなか理解できずらかったりします。

最低でも3周以上は読み込んで、完璧に頭に入れましょう。簿記3級には、前述した「仕訳」の他にも「勘定科目」「総勘定元帳」などといったものが出てきます。

それがどういう意味でどういう使われ方をしているのか、理解できるまで参考書を読み込みます。

そもそも簿記3級の内容とは?

簿記3級のレベル

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。 基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

※引用元:日本商工会議所

簿記3級検定試験について

2021年以降「統一試験」「ネット試験」の両方が実施されるようになりました。

いままでの試験との違いとしては「出題傾向」「ネット試験の申込み方法」事前準備などになります。

統一試験とは?

統一試験は、従来の紙を用いたいままでどおりの簿記試験になります。持ち込んだ鉛筆・電卓を使って解答を行う形式です。

これぞ検定試験って感じの昔からあるやり方ですね。

ネット試験とは?

その名のとおり、パソコンを使ったインターネット上で解答を入力していく方式ですね。今風な感じですw

空欄になった勘定科目や金額をクリックと数値入力等で埋めていくやり方です。パソコンが使える人なら問題なしです。

勘定科目は6択程度のプルダウン選択式で金額は数値を入力します。メリットとしては、選択式になったことで勘定科目のミスは大幅に減り、解答時間の短縮にもつながります。

どっちが良いの?

統一試験とネット試験は、どちらもほぼほぼ同じ内容の試験になります。

不公平がないように、問題の量や難易度は考えられているようですので、どちらを選ぶにしてもしっかりと勉強と対策をして臨むことには変わりはありません。

試験概要

簿記3級の試験概要は以下のとおりです。年3回実施されますので自分のタイミングで受験することができます。

 

項目 詳細
実施団体 日本商工会議所
受験資格 特になし
試験時間 2時間
試験開催日 例年6月・11月・2月の年3回実施
合格基準 70%以上
受験料金 2,850円(税込)

試験会場

申込先の商工会議所が指定する試験会場で実施され、受験者の希望する試験地での受験が可能になります。

ただし、試験会場は受験票のみで通知されることになっており、事前に問い合わせても教えてもらえません。受験申込後に送られてくる受験票に記載されています。

ネット試験も同じように、試験会場で受験することになります。ネットだから自宅受験かも!なんて思ってる人はNGですよw

難易度と合格率

簿記3級の難易度は、わりと低めだったりします。なぜなら年3回実施される試験の過去4年分の統計をとると合格率は「46.5%」だからです。

ざっくり言えば2人に1人は合格する感じですね。

同じ土俵に載せていいかわかりませんが、宅建士や行政書士と比較した場合、当然ながら合格率は高くなるので、難易度は下がるという話しです。

とは言え侮ってはいけません。甘く見てはいけません。なぜなら2人に1人は不合格だからです。(あくまでも統計学的上です)

しっかりとした試験対策をして、試験臨むことは当然ですね。

勉強について

勉強期間

勉強期間は人によってそれぞれ異なります。圧倒的な短期間で終わす人もいれば、じっくり時間をかけてしっかり学ぼうという人。

特に簿記初学者の場合、意味や単語がわからないと思います。

勉強時間

簿記3級の勉強時間は、おおよそ150時間と言われてますが、エビデンスはありません。ただ、一つの目安と150時間と覚えておけば、計画も立てやすかったりしますね。

例えば、1日2時間の勉強時間の場合、2カ月半~3ケ月かかります。

学生の方や仕事をされている方は、帰宅の勉強時間がそれになりますので、期間もだいたいわかりますね。

具体的な勉強方法

独学での勉強方法は、「反復」です。繰り返しテキストを見直し、過去問も繰り返し行う事です。3周はしないと頭に入りません。

前述したインプットとアウトプットをくりかえし行う事です。とは言え簿記に限らず、勉強方法は個人差があるのでかならずそれが正解という事ではありません。

あくまでも参考程度としてご理解下さい。

おすすめのテキスト

おすすめのテキストは以下のとおり。

おすすめの理由

スッキリシリーズは、簿記3級に限らず初学者でもわかりやすいと評判のテキストだからです。

分かりやすいと言われる要因は、イラストや図がいたるところに取り入れられていることと、ストーリー性のある内容で解説しているところなど、非常に頭にはいりやすい構成になっています。

問題集も付いているので連携して覚えることができる一冊です。

過去問

おすすめの過去問集は以下のとおり。過去問集というか予想問題集ですがこの本自体、旧:スッキリとける 過去+予想問題集とい名前で販売されていました。
おすすめしているテキストと同じシリーズになるので、理解度も高まると思います。

ここで注意が必要なのが、出題範囲が2019年から改定されています。2019年以前の過去問は出題範囲が変わってくるので2019年以降のものを使用してください。詳しくは以下(出題範囲の改定)で説明しています。

具体的な勉強のコツ

簿記3級の勉強のコツとしては以下の5つになります。

  • 落ち着いて正確さを意識する
  • お金の流れをイメージする
  • 仕訳を完璧に理解する↓重要
  • 借方・貸方・損益計算書・貸借対照表
  • 過去問の反復実施

上記5つのコツを徹底的にやり込むことで、力がつきます(個人差あり)とくに、スピードを重視するよりも正確さを重視することをポイントにおきます。

また、過去問で間違った箇所は正解するまで何度も解き続ける事です。

おすすめのアプリ

おすすめの簿記アプリというよりか、おすすめの動画講座配信を紹介します。

こちらはスタディングという通信講座の簿記3級講座になりますが、税込3,850円で受講できます。紙のテキストなどは一切ありませんので、スマホやPC、タブレットがあればいつでもどこでも受講することが出来ます。

受講講座は約6時間分、WEBテキスト、WEB問題184問、実力アップテスト、検定対策模試3回付でこの価格はかなりお得です。

受講期間は申込月により変動します。詳しくは以下をクリックしてご覧ください。

スタディング・簿記3級合格コース詳細とお申し込みはこちら

通信講座の利用もあり

簿記3級だけなら独学もありですが、2級と3級併願するのなら通信講座で学ぶのもありですね。効率よく学習できW合格が狙えると思います。

とはいえ、できるだけお金をかけずに簿記検定を受験するのならそれはそれでOKです。

参考までに、以下に簿記2級と3級のW受講ができる通信講座を掲載しておきます。

通信講座・簿記W受講講座

簿記W受講ができる通信講座

  • スタディング
  • フォーサイト
  • クレーアール
  • タック
  • たのまな

スタディング

スマホやタブレット、PCに特化した講座で、いつでもどこでもスキマ時間を利用して受講することができます。受講料もリーズナブルで始めやすい内容です。

>>スタディング・詳細資料請求はこちら

フォーサイト

フォーサイトは高い合格率で有名な通信講座事業者です。たとえば簿記2級の場合、全国平均合格率8.6%に対して、フォーサイト受講者の合格率は69.7%だったりします。
人気の要因はそこにあるようです。

教育訓練給付制度対象講座

>>フォーサイト簿記講座・詳細資料請求はこちら

クレーアール

クレアールのWeb通信講座は、超効率的な学習法「非常識合格法」、「Vラーニングシステム」、「マルチデバイス対応」と、最高の時短にこだわった学習ができる通信講座です。

>>クレアール詳細・資料請求はこちら
クレーアール簿記講座

タック

3・2級ステップ合格本科生(統一試験・ネット試験)

初学者が3級受験、2級受験とステップを踏んで着実に合格を目指すコースです。合格のためにはしっかりした基礎の構築とアウトプットの経験値を積むことが必要です。

このコースは3級、2級ともにフルコースで学習していき、その結果、3級、2級対策を別々に申込みするよりもお得な価格設定で受講できます。

>>詳細・資料請求はこちら

たのまな

たのまなは、通信講座ではわりとメジャーな事業者で、テキストの解説なごがわかりやすいと評判です。しっかりとした内容でとくに初学者の方にはおすすめです。

たのまな・詳細 資料請求はこちら

通信講座の中には「教育訓練給付制度対象」のものがいくつかあります。これは条件を満たせば受講料の20%が返金される国の制度だったりします。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。

教育訓練給付制度(一般教育訓練)を解説・支払額の20%上限10万円給付教育訓練給付制度(教育訓練給付金)は、これから資格取得予定に関わる費用の一部の20%(最大10万円)まで国が補助する制度です。一定期間、雇用保険に加入していた方が対象になります。...

出題範囲の改定について

簿記3級の出題範囲については、2019年に以下のような改定がありました。いままでの学習内容は「個人商店」を前提としていましたが、改定後は「小規模株式会社」が前提となりました。

これにより各級の学習内容の前提は以下のイメージになります。

  • 1級:大規模株式会社
  • 2級:中規模株式会社
  • 3級:小規模株式会社

これに伴い、出題範囲から削除された項目と、新たに追加となった項目があります。特に過去問を実施する際、この変更を意識してやらないと無駄になる可能性がでてきますので注意して取り組まれて下さい。

出題範囲から削除となった項目

商品の値引き・手形の裏書譲渡・手形の割引・有価証券・資本金と引出金・店主個人にかかる税金・消耗品の処理。

新たに出題範囲に追加となった項目

クレジット売掛金・役員貸付金と役員借入金・電子記録債権と電子記録債務・株式会社の設立・増資・証ひょう(証憑)・固定資産台帳・当座借越の振替・貯蔵品の棚卸し・法人税等・消費税・株主への配当・減価償却の月次決算。

簿記3級・勉強方法のまとめ

簿記3級を独学で勉強する時間は、個人差があるもののおおよそ150時間以上は必要。通信講座の利用もありです。

また、簿記3級の合格率は50%弱(統計時)なので、半数が落ちて半数が合格する試験であることを、しっかり頭に入れておきましょう。最初から侮ってはいけません。

出題範囲も2019年に改定があったので、過去問を行う際にはその改定された内容を把握しないといけないです。