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【解説】簿記検定2級に合格するための勉強方法とおすすめの講座について

悩み中・男性

簿記2級は難易度が高く合格率も低いので自信がないです。それでも簿記検定2級を取得するため日々勉強あるのみです。とは言え、簿記検定2級に合格するための効率の良い勉強方法と、おすすめの講座などがあれば知りたいです。

簿記検定2級とは?

簿記検定2級は、企業会計や財務分析などの基礎的な知識やスキルを身につけることができる資格です。

簿記検定2級を取得することで、経理部や財務部だけでなく、営業部や管理部などでも活用できる能力が高まります。

しかし、簿記検定2級は難易度が高く、合格率も低い資格です。

そのため、効率的かつ効果的な勉強方法を選ぶことが重要です。

この記事では、簿記検定2級に合格するための勉強方法とおすすめの講座について、以下の5つの項目で解説します。

  • 簿記検定2級の試験内容と難易度
  • 簿記検定2級に必要な学習時間
  • 簿記検定2級の基本的な勉強法
  • 簿記検定2級におすすめの教材
  • 簿記検定2級におすすめの講座
  • 簿記検定2級の試験内容と難易度

順に解説していきます。

簿記検定2級の試験内容と難易度

簿記検定2級の試験は年二回(6月・11月)実施されます。

試験時間は午前・午後各3時間でその内容は以下の通りです。

午前中は「商業簿記」(150点)
午後中は「工業簿記」(100点)、「財務諸表論」(50点)

合計300点満点中180点以上が合格ラインです。

試験範囲

試験範囲は以下の通り結構広いです。

  • 商業簿記
  • 仕訳・分類帳・試算表
  • 決算整理仕訳
  • 貸借対照表・損益計算書
  • 会社法関係仕訳
  • 特殊取引仕訳
  • 工業簿記
  • 原価計算入門
  • 原価計算法(加工原価計算法・完全原価計算法)
  • 原価管理(在庫管理・分析管理)
  • 財務諸表論
  • 財務分析入門
  • 比率分析
  • 垂直分析
  • 水平分析
  • 財務諸表の作成

簿記検定2級試験の豆知識

簿記検定2級の試験では、財務諸表論は50点中15点が財務諸表の作成問題に割り当てられています。

1.この問題では、決算整理仕訳や会社法関係仕訳などをもとに、貸借対照表と損益計算書を作成することが求められます。

2.財務諸表論の難易度は、商業簿記や工業簿記に比べると低いと言われています。

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しかし、計算ミスや見落としに注意する必要がありますね。また、財務分析の基礎的な知識や技能も必要だったりします。

簿記検定2級に必要な学習時間

簿記検定2級に必要な学習時間は、個人差が大きく影響します。学習方法や教材、前提知識や目標点数などによって変わります。

勉強時間の目安

一般的には、以下のような目安があります。

・簿記3級を取得している場合:250~350時間

・簿記3級を取得していない場合:350~500時間。

これはあくまで平均的な数値であり、自分のレベルやペースに合わせて調整する必要があります。

また、学習時間だけでなく、学習期間も重要です。

試験日までに十分な復習を行うためには、最低でも3か月以上の期間を確保することがおすすめです。

簿記検定2級の基本的な勉強法

簿記検定2級の基本的な勉強法は、以下のようになります。

  • 参考書と問題集を何度も復習する
  • 一人で読んでも理解できるような教材を選ぶ
  • 計算ミスや見落としに注意する
  • 財務分析の基礎的な知識や技能を身に付ける
  • 試験日までに十分な復習を行うために、最低でも3か月以上の期間を確保する
  • これらの勉強法は、独学でも合格可能ですが、不安があったり確実に合格を目指したい人は通信講座などを使うこともおすすめです。

簿記検定2級の試験内容と出題傾向

簿記検定2級の試験内容は、以下のようになります。

  • 試験は大問が5つ出題され、配点は各問20点ずつとなります。
  • 試験範囲は商業簿記と工業簿記に分かれます。
  • 商業簿記が100点満点中の60%、工業簿記が40%出題されます。
  • 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)の修得、株式会社における企業活動や会計実務を踏まえた知識が問われます。
  • 特に第2問で出題される連結会計は出題頻度も高く、重要性が高い論点と言えます。

試験日程やネット試験方式の追加については、公式サイトをご確認ください。

簿記検定2級の合格率と難易度

簿記検定2級の合格率と難易度は、以下のようになります。

①合格率は平均して約20%前後と低く難易度が高い試験と言えます。

偏差値は約58、勉強時間は200~300時間程度が目安になります。

試験範囲が広く、工業簿記や連結会計などの難しい論点も出題されることが難易度を上げています。

試験に合格するためには、基礎知識の定着や過去問題の演習が重要です。

また、ネット試験方式も開始されていますので、受験方法も選択できます。

簿記検定2級のメリット

簿記検定2級のメリットは、なんと言っても業界や業種を問わず汎用的に使えるスキルでありため、経理業務の能力をアピールできる事です。

また、財務諸表の内容を理解できるようになり、企業選びや株式投資などで有利になりますね。

さらに、簿記検定は日本国内では広く認知されているため、社会的信頼性が高いことがあげられます。

当然ですが、簿記3級よりも就職市場において価値の高い資格となっており、転職や昇進のチャンスも増えることは間違いないでしょう。

簿記検定2級のデメリット

とは言え、簿記検定2級にも以下のようなデメリットがあります。

  • 問題量が多く、計算や記述が複雑です。
  • 工業簿記という3級にはない科目が追加されているため、製造業の知識が必要になります。
  • 試験の回によっては、難易度や合格率が変化するため予測が難しい。
  • 即効性が薄く、資格取得だけでは転職や異動にはつながりにくい。
  • ネット試験の場合、他の受験者の音や操作ミスなどのトラブルが気になる可能性がある。

これらのデメリットを克服するためには、計画的な勉強法や適切な教材選び、自分に合った受験方法を見つけることが大切です。

簿記検定2級は難しい試験ですが、経理や財務の知識を深めることでビジネススキルを高めることができます。

【まとめ】簿記検定2級に合格するための勉強方法とおすすめの講座について

簿記検定2級に合格するための勉強方法とおすすめの講座について、以下のようにまとめました。

簿記検定2級は難易度が高く問題量も多いので、基本的にはテキストと問題集を繰り返し取り組むことが必要です。

簿記3級の学習経験がない場合は、2級の取得にかかる勉強時間は350~500時間と言われていますので、計画的な勉強計画を立てることが大切です。

不安があったり確実に合格を目指したい人は、通信講座やWebの専門学校などを利用することをおすすめします。

これらの講座では、専門家の指導や解説動画などが提供されるため、理解度や進捗管理がしやすくなります。

とは言え、通信講座やWebの専門学校を選ぶ際には以下の点の注意が必要です。

  • 講師の質や実績
  • 教材やサービスの内容や充実度
  • 受講料や期間
  • サポート体制や相談窓口
  • 受講者の口コミや評判

上記を踏まえ、以下におすすめの通信講座やWebの専門学校をご紹介いたします。

ユーキャン

・簿記2級講座(通信・Web)
・開講実績30年以上を誇る信頼の講座です。
・テキスト・問題集・添削課題集・模擬試験集など充実した教材
・質問あり・添削などサポート体制も万全
・受講料:44,000円(税込)~ 受講期間:6ヶ月~12ヶ月

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ユーキャン簿記2級

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フォーサイトの簿記講座はさまざまなコースが用意されています。

特に、経験者や体型的に学習したい方などを対象にしたバリューセットは、内容も充実したかなりお得なセットになっていたりします。

過去問や試験対策に特化した内容など、バリューセットの比較もできますので、興味があれば公式サイトで詳細を確認してみると分かりやすいです。

受講料:7,800円~44,800円(税込)

>フォーサイト2級簿記講座詳細はこちら

以上が簿記検定2級に合格するための勉強方法とおすすめの講座についてまとめた内容です。ご参考になれば幸いです。

(※この記事は、2023.9.22現在の情報になりますので、最新の情報は公式サイト等でご確認下さい。)