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FP3級試験の難易度と合格率
ファイナンシャルプランナー3級試験を検討しているけど、試験の内容や難易度を知りたい。
FP3級試験は、あまり難しくないから簡単に合格できるよ。と聞きいたことあるけど本当なんだろうか?
そんな疑問にお答えします。
ファイナンシャルプランナー3級試験の難易度
FP3級はFPの入門的な資格とされ、誰でも比較的取得しやすいと言われています。
そのエビデンスは、合格率の高さなんです。
下の記事の「FP協会ときんざいの合格率比較(過去2年間)」の中のFP3級の比較表をご覧ください。
2つの団体の試験がありますが、FP協会の学科と実技はほぼ80%を超える合格率になっていますね。
10人のうち8人は合格する計算になります。
ファイナンシャルプランナー3級試験内容
以下の記事のFP2級3級実技試験項目比較を差ご覧ください。
FP3級も2級も試験の内容は学科と実技の2つです。
特に実技に関しては、きんざいで受験する場合のみ、2種からの選択性になっています。
ファイナンシャルプランナー3級学科試験
学科(マークシート形式):10:00~12:00(120分)
学科試験はFP協会も金融財政事情研究会も同じ問題で、「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「金融資産運用」「タックスプランニング」「不動産」「相続・事業承継」の6科目が出題範囲。
FP3級試験学科のポイント
おさえておくべき出題テーマ
・科目1 ライフプランニングと資金計画:FPと関連法規、6つの係数、公的医療制度、公的年金の制度・給付、住宅ローン、教育ローン・奨学金
・科目2 リスク管理:契約者保護に関する制度、生命保険料の仕組み、生命保険商品、損害保険商品
・科目3 金融資産運用:経済指標、マーケットの変動要因、投資信託の仕組み、債券の仕組み、株式の投資指標、株式取引の仕組み、外貨建商品の仕組み、金融商品と税金、セーフティーネット、関連法規
・科目4 タックスプランニング:各種所得の計算、損益通算、所得控除、住宅借入金等特別控除
・科目5 不動産:建築基準法(道路・用途に関する制限、建ぺい率、容積率)、不動産の譲渡と税金
・科目6 相続・事業承継:贈与税の計算に関する基礎知識、法定相続分、遺言、小規模宅地等の評価減
ファイナンシャルプランナー3級実技試験
実技(マークシート形式):13:30~14:30(60分)
実技に関しては、前項でも解説した通り選択性になります。
自分の得意とするほうを選択すればより点数UPを狙えますね。
FP3級試験実技のポイント
おさえておくべき出題テーマ
日本FP協会/資産設計提案業務の場合
・科目1 ライフプランニングと資金計画:FPと関連法規、キャッシュフロー表の作成、6つの係数、バランスシートの作成、公的医療制度、公的年金の給付、住宅取得プランニング
・科目2 リスク管理:生命保険の仕組み、生命保険の商品、第三分野の保険、損害保険の商品
・科目3 金融資産運用:主要なマーケット指標、投資信託の仕組み、株式の投資指標、外貨建商品
・科目4 タックスプランニング:各種所得の計算、所得控除、所得税の申告
・科目5 不動産:建築基準法(建ぺい率、容積率)
・科目6 相続・事業承継:贈与税の計算、法定相続分、遺言
2021年FP3級試験日程
試験日程 | 受験申請書請求 | 受験申請受付 |
5月23日(日) | 2021.2/1~3/25 | 2021.3/12~4/1 |
9月12日(日) | 2021.6/1~7/20 | 2021.7/6~7/27 |
2022.1月23日(日) | 2021.10/1~11/22 | 2021.11/9~11/30 |
受験料金
・学科:3,000円(非課税)
・実技:3,000円(非課税)
FP3級試験対策は?
FP3級試験は、記事の冒頭でもお伝えした通り、難易度は低いです。
合格率もFP協会の場合80%をこえています。
なので試験の対策としては、テキストを購入して読学で学ぶか、通信講座を利用するかです。
しっかり勉強して固く合格を目指すならやはり通信講座がおすすめです。
専門の講師によるテスト添削や質問回答など、無駄な時間は排除できますので効率がいいですね。
こちらの記事も参考までどうぞ。