ファイナンシャルプランナー試験・きんざいと日本FP協会おすすめはどっち？

ファイナンシャルプランナー試験・きんざいと日本FP協会おすすめはどっち？

ファイナンシャルプランナーの受験をする先に、申込先が2つあるけどこれってどっちに申込すればいいんだろう？

どっちが合格しやすいとかあるのかな？

こういった疑問にお答えします。

本記事の内容

ファイナンシャルプランナー試験の、きんざいと日本FP協会、どっちの試験がおすすめなの？

これには正直答えがありません。

なぜなら個人差があるので一概には言えないからです。

ただ、受験者が実技試験（2団体で内容が違うため）の内容をみてだいたいの判断がつくと思います。

下記で詳しく解説していきます。

※この記事では、ファイナンシャルプランナーの資格取得に向けて必要な情報を発信しています。

ファイナンシャルプランナーの試験実施団体は2つ

二つの団体とは、
1.金融財政事情研究会（きんざい）
2.日本FP協会
になります。

一般社団法人 金融財政事情研究会（きんざい）

きんざいとは、以前は金融庁主観で財務省、文部科学省共管の社団法人→2015年に公益法人制度改革に伴い一般社団法人に移行した団体。

主な活動として、金融財政に関する知識の啓蒙普及を行う。

内外の金融財政問題、金融機関経営分析等の総合的調査研究を行う。

合理的金融財政政策の実現、金融市場、金融機関の健全な発展並びに学術の振興に寄与することを目的としている。

以前は金融庁主管、財務省および文部科学省共管の社団法人であったが、公益法人制度改革に伴い一般社団法人に移行。

2.日本FP協会

特定非営利活動法人（NPO法人）日本ファイナンシャル・プランナーズ協会

広く一般市民に向けてファイナンシャル・プランニングの啓発と普及を図る。ファイナンシャル・プランニングの担い手（専門家）であるファイナンシャル・プランナーを養成・認証する。

で、結局どっちがおすすめなの？

結局の所きめるのはあなたです。個人差があるので一概には言えませんが、受験者が実技試験の内容をみて判断できます。

この2団体、同じFPの資格取得試験ではあっても、実技試験の項目が異なったりします。

下記は実技試験の内容比較です。

FP2級3級実技試験項目比較

上の表のとおり、実技試験はFP協会は選択できないのに対して、きんざいは選択制になっています。

この項目から、自分の得意科目を選択すれば、ある程度の点数UPが見込めます。

実技試験の各項目は別記事で解説してますので、そちらも合わせて参考にして下さい。

FP協会ときんざいの合格率比較（過去2年間）

これを見て比較すると両者の学科と実技のそれぞれの合格率がわかります。

きんざいの実技の合格率は、4項目の平均になります。

ただ、合格率だけでは判断はできません。

あくまでも自分の実力と照らしあわせながら、どっちが自分に向いているかの判断が必要です。

実技における出題形式と合格基準点

2級の場合
FP協会 試験問題：全40問
合格基準：100点満点中60点以上

きんざい 全5題の事例形式
合格基準：50点満点中30点以上

試験時間：どちらも60分。出題形式からみれば、日本FP協会は問題数が多いので1問あたりの配点は低いですね。

きんざいの場合、逆に問題数が少ないので1題あたりの配点は大きくなる計算です。
詳細な配点は不明です。

マークシートではなくどちらも記述式です。

試験日はどちも同じ日に実施されます。

FP資格試験・きんざいor日本FP協会どっち？まとめ

どっちが合格しやすいか？その辺、試験の内容などにもよるので一概には言えません。

ただ、過去の両者の合格率などを比較すると、学科と実技でどちらが高いか？などを比較すればデータ的な答えがでてきますね。

どちらにするかは、実際に受験するあなたが決めるしかあれません。

過去問題などできるだけ多く解いてみて、その感触からどちらかに決めるなどその選定基準は、本人しか決められません。