スポーツ栄養プランナーの資格を活かした仕事がしたくて、求人募集サイトで検索してみたけど、スポーツ栄養プランナーとしての求人募集はほとんどなかった。
なぜだろう?せっかくスポーツ栄養プランナーの資格をとったんだから、スポーツ栄養プランナーとしての仕事に就きたいです。
そんなお悩みに答えます。
この記事でわかること
- スポーツ栄養プランナーとしての求人はまだない
- スポーツ栄養プランナーに関連した仕事を探せばOK
- スポーツ栄養士との違い
Contents
スポーツ栄養プランナーの仕事を検索
そもそもスポーツ栄養プランナーの資格自体、2020年6月から新規開講された資格になるので、まだまだその認知度は低いです。
「スポーツ栄養プランナー 求人」でググってみると、出てくる求人募集サイトの求人は「管理栄養士」や「スポーツ栄養士」がほぼほぼだったりします。
ただ、その中でも経験・資格の項目で、「学歴不問」があったりします。
また、スポーツ栄養プランナーの資格を十分に説明できる場、いわゆる面接までいければあとはどこまで自己アピールをできるかにかかってくると思います。
とは言え、スポーツ栄養プランナーとしての求人がないならダメじゃん!って思いますよね。 確かにそうかもしれません。
だけどせっかく取った資格、またはこれから目指そうとしている資格です。
ニーズがあるからその資格があるわけなので、そういう仕事を探せばいいだけです。 その探し方を解説します。
スポーツ栄養プランナー関連の仕事を探す
スポーツ栄養プランナーとしての求人募集がない場合、それと関連した仕事を探せばいいですね。 今回利用した求人募集サイトは以下の5社です。(更新)
1社だけでは見つからない場合がほとんどです。なので、数社見てみるようにすると、関連した仕事がヒットする可能性が多いです。
- doda(デューダ)
- 就職Shop
- Indeed(インディード)
- マイナビ転職
- リクナビNEXT
たとえば、スポーツインストラクターやパーソナルトレーナー、フィットネスジムのスタッフ、さらにはヨガインストラクターなどなど、スポーツ栄養プランナーと関連性があり、またニーズがありそうな職種はさまざまあります。
こういった求人の場合、ほぼほぼ学歴、経験不問の場合が多いです。
たとえばスポーツインストラクターの場合、職種未経験OK、業種未経験OK、学歴不問とあります。
しかも正社員としての募集です。 スポーツインストラクターの場合、当然栄養関連のアドバイスをしたりその知識は必要不可欠です。
そういった意味からも、スポーツ栄養プランナーへのニーズは高いはずです。
スポーツトレーナー系の求人募集はけっこうありますので、かなりニーズが高いことがわかります。
ヨガインストラクターなんかも、食事や栄養にかなり関連性のある仕事ですので、こちらもニーズは高いと思います。
また、何の資格をもたない人と、スポーツ栄養プランナーの有資格者が1つの求人枠を争う場合、上記のことから圧倒的にスポーツ栄養プランナー有資格者のほうが優位だったりします。
そういった意味からもちょっと視点を変えれば、スポーツ栄養プランナーとして優遇されそうな仕事はたくさんあります。
とは言え、栄養の関連性から栄養士と同等な仕事で探した場合、国家資格である栄養士には到底勝てません。「栄養士」関連での職探しはNGです。
あくまでも、「スポーツ栄養プランナー」として関連性のありそうな職種を、視点を変えて探すのがコツだったりします。
求人募集のある職種に「スポーツ栄養プランナー」を当てはめてみて、職種を選定すればクリアできるはずです。
(※100%仕事を探せる保障はありません。あくまでもひとつの参考としてご理解下さい)
ここで、スポーツ栄養プランナーの詳細を再度確認してみましょう。ユーキャンの公式ページで、その内容が詳細に掲載されています。
>>スポーツ栄養プランナー詳細はこちら
スポーツ栄養士との違い
求人でも多数募集のある、スポーツ栄養士とスポーツ栄養プランナーって、なにがどう違うのか?その辺を深堀してみます。
よく、求人サイトなど見てると「スポーツ栄養士」の求人募集があったりします。
ってか、ほとんどは「スポーツ栄養士」の募集だったりします。 では、スポーツ栄養プランナーとスポーツ栄養士は、何がどうちがうの?
それは、
- スポーツ栄養士 ⇒ 管理栄養士であること。
- スポーツ栄養プランナー ⇒ 誰でもOK。
一番はこの違いですね。詳しくは下記で説明致します。
スポーツ栄養士とは?
これらは日本代表といったトップアスリートからジュニア層、健康増進を目的としたスポーツ愛好家まで多様な層で求められています。
チームや団体内においてはチーム医療と同様、監督、コーチ、トレーナー、医・科学の各専門分野のスタッフ(スポーツ医学、運動生理学、バイオメカニクス、スポーツ心理学など)と連携し、栄養面からの専門的なサポートを行うことが必要です。
公認スポーツ栄養士は、これらの現場のニーズに的確に応えることのできるスポーツ栄養の専門家であり、公益社団法人 日本栄養士会および公益財団法人 日本スポーツ協会の共同認定による資格です。また、審査に必要な申請資格として
- 管理栄養士であること
- 公認スポーツ栄養士養成講習会を受講しようとする年度の4月1日時点で満22歳以上であること
- スポーツ栄養指導の経験があること、またはその予定があること
- 日本スポーツ協会と日本栄養士会が認めた者
引用先:公益社団法人 日本栄養士会
といった、資格取得のための条件はけっこう厳しかったりします。
さらに、認定されるまでの流れとして、日本スポーツ栄養学会が主催するスポーツ栄養ベーシックコース講習会の受講や共通科目1~3、専門科目などの検定試験を受けるなど、そう簡単に取得できる資格ではありません。
2019年10月現在の認定者数は374名とあります。まだまだ少ないですね。
ということは、逆に言えば、まだまだ需要があるということになると思います。
たとえば、スポーツ栄養士になりたい。と思った場合は、まず管理栄養士にならないとスポーツ栄養士の受験資格がありません。
では、管理栄養士になるにはどうすればいいのか?
管理栄養士・栄養士になるには?
これらの学校は、管理栄養士養成施設、栄養士養成施設と呼ばれ、全国に管理栄養士養成施設は143校、栄養士養成施設は137校あります(平成27年現在、一般社団法人全国栄養士養成施設協会より)。
管理栄養士養成施設も、栄養士養成施設も、勉強する内容が多いことや実習があることなどから、夜間の学校や通信教育はありません。必ず昼間の学校に通う必要があります。 引用先:公益社団法人 日本栄養士会
そもそも管理栄養士は「国家資格」になります。当然ながら国家試験をうけて合格しなければなりません。
また記述にもあるように、国会試験の受験資格として「栄養士養成課程のある大学、短期大学、専門学校に入学し、所定の専門課程を修得して卒業することが必要」とあります。 ここだけで、かなりハードルが高いですね。
スポーツ栄養士の資格取得を目指す人は、すでに管理栄養士としてのライセンスを持ってることが前提になります。
以上のことだけでも、スポーツ栄養プランナーとは全く別物ということがわかります。
管理栄養士の仕事先としては、病院などの医療施設、学校給食の現場、スポーツの現場、企業の社員食堂など、地域の栄養指導などの行政、福祉施設、研究教育施設など、一般企業から大企業、公務員まで幅広く目指すことが可能の資格になります。
ちょっと話がそれましたが、管理栄養士からスポーツ栄養士として手順を踏み、+αとしてスポーツ栄養プランナーの知識を取得すれば、さらに引き出しを増やすことが出来ますね。
スポーツ栄養プランナーになるには?
通信講座のユーキャンで、「スポーツ栄養プランナー講座」を受講し、検定試験に合格しなければなりません。
受講期間は4カ月で、指導サポート期間は8カ月もあるのでしっかり知識を身に着け試験に臨むことができます。
また、講座の最終課題が検定試験だったりするので、講座を修了することでスポーツ栄養プランナーの資格を取得することができます。
スポーツ栄養プランナーの仕事まとめ
スポーツ栄養プランナーの仕事としては、まだ新しい資格なので「スポーツ栄養プランナー」としての求人募集はあまりないと思ったほうがよいです(2020.3月時点)
なので、軸となる資格や職種、例えば栄養士、スポーツトレーナー、フィットネスジムのスタッフ、インストラクター、食材販売(栄養系)などの仕事がスポーツ栄養プランナーとしてニーズが高い仕事だと思われます。
ただ、実際に募集する側の考え方にもよるので、その辺は面接でどう自己アピールできるか?によります。
スポーツ栄養プランナーの資格を取得するための記事は下記を参照してください。
最後までお読みくださりありがとうございました。