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【初学者対応】賃貸不動産経営管理士試験の合格率と受験勉強の始め方

賃貸不動産経営管理士の資格をとりたいけど、国家試験になるとか?そうなると資格をとるのはやっぱり難しいのかな?

それと賃貸不動産経営管理士の試験の合格率がしりたい。

そんな疑問に答えます。

賃貸不動産経営管理士は国家資格?


賃貸不動産経営管理士の資格は、2021年6月20日現在まだ国家資格ではありません。

いま、国家資格にむけての法整備などがすすめられているようです。

実際のところ賃貸不動産経営管理士の資格取得試験は、2019年までは出題数40問、試験時間90分だったのに対し、2020年からは出題数50問、試験時間120分に変更されています。

これってたぶん国家試験に向けての準備だと思われます。

また昨年までの試験の合格率は下記の表に示してあります。

賃貸不動産経営管理士とは?

で、賃貸不動産経営管理士っていったい何に関する資格なのか?

この業界にたずさわったことのない方はふつうこれが最初の疑問だったりします。

端的に言えば、賃貸アパートと賃貸マンションの管理に関する資格なんですね。

宅建と何が違うのか?

宅建を知っている方なら宅建の方でも「賃貸」という項目が出てきますよね。

ただ、宅建で言う「賃貸」は、その仲介に入るという形とはまた違う形で管理していくわけです。

具体的には、賃貸アパートのオーナーさんとそこに住まわれる借主、いわゆる賃借人の方との関わりということになってきます。

その際、契約の時だけではなく、それ以後もずっと管理していくっていうことです。なんというか、関係性がもっと深いというか密な形になっているわけです。

なので宅建では学習しないような以下に関することも、賃貸不動産経営管理士では学習することになります。

  • 建物設備
  • 管理の実務

「経営」に感すること

また、マンションのオーナーさんは、経営に関するアドバイスもできるようにならなければいけません。

経営に関することなんかも学習していきます。そこが大きな違いで管理に関する資格だったりします。

オーナーさんとそこに入居してくださる方とのやりとりがメインになってきます。

ちなみに管理と言うと「マンション管理士」「管理業務主任者」があります。

【比較】マンション管理士と管理業務主任者の違いとは?

賃貸不動産経営管理士との違いは、賃貸不動産経営管理士は賃貸アパートや賃貸マンションが対象になります。

それに対して、マンション管理士、業務管理主任者は分譲マンションが対象になるので、分譲マンションのオーナーさんたちとのやりとりということになります。

ここ数年人気の資格


賃貸不動産経営管理士の資格は、今、非常に人気があり注目されている資格です。

なぜなら、国家資格化を目指しているということが要因だったりします。

その要因は上記に記載したとおり、出題数と試験時間が増えたことだったりします。

それから法律も、何となくは知っているかもですけれど法整備もどんどん進められているというところにあります。

ここ数年の合格率は右肩下がり

以下の表は平成27年からの賃貸不動産経営管理士試験の合格率です。

試験年数 申込者数 受験者数 合格者数 合格点(40点満点) 合格率
令和2年 29,591 27,338 8,146 29.8%
令和元年 25,032 23,605 8,698 29 36.80%
平成30年 19,654 18,488 9,379 29 50.73%
平成29年 17,532 16,624 8,033 27 48.32%
平成28年 13,862 16,149 7,350 28 55.89%
平成27年 5,118 4,908 2,679 25 54.58%

これ申込者数と受験者数のどちらを見てもすごく増えてます。どんどん増えている人気がある資格と言うことがわかります。

平成30年までは半分ぐらいは合格できていましたが、令和元年の合格率からは30%台になり、さらに令和2年度はついに20%台に突入してしまいました。

ただ、この令和2年度からは出題数が50問になっています。

ということで、今までは割と去年とかは宅建を受けて、その後に駆け込みで詰め込んで学習を間に合わせるというスタイルでなんとか成り立っていた賃貸不動産経営管理士試験。

しかしここから先は、問題数も50問に増え色んな法整備も整っていくということもあるようなので、なかなか難しくなってくるんじゃないかと思います。

この資格を初めて学習される方向け

初学者の方は、賃貸不動産経営管理士の内容を把握するためにまずは過去問をすべてやることです。

まだ今は自分の中のベースがない状態なので、どんな問題が出るのか?とか、この資格ってどんな世界観なのか?

ということが把握できるだけでもだいぶ違います。

そこのベースがなんとなくでもできてるだけで理解度が増し問題の意味などもわかりやすくなります。

特に「賃貸借」に関することは必須です。

この賃貸契約に関することは、早めに固めておいた方がいいです。

特に初学者の方は、この「管理の実務」に関する以下のところをしっかり頭に入れておきましょう。

  • 原状回復に関すること
  • 家賃を滞納された場合
  • 未収賃料が発生した場合の対応など
  • 鍵の管理に関すること

ここをきっちり抑えておくことで、この先の学習で入りやすくなるという効果が生まれるはずです。

賃貸不動産経営管理士通信講座の主なカリキュラム

  • 総合講義
  • 過去問題
  • 模擬試験

賃貸不動産経営管理士試験・受験勉強の始め方のまとめ

今回解説しました賃貸不動産経営管理士試験・受験勉強の始め方は、主に初学者の方に向けて解説してきました。

ちょうど試験の出題数も40問⇒50問へ変更され、国家試験になることもほぼほぼ見えてきたりしてます。

受験者数もかなり増えてますのでしっかりとした対策で挑む必要があります。

次の記事では、賃貸不動産経営管理士試験にそなえた学習方法の第2弾として、通信講座を利用した内容を解説していきます。

どうぞご期待ください。

最後までお読み下さりありがとうございました。