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介護事務資格は必須?【おすすめ介護事務資格4選】取得方法と仕事内容を解説

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介護事務の求人募集に応募しようと思います。私は営業事務の経験がありPC操作やその他デスクワークなら自信があります。ただ、介護事務を調べてみるとその資格がたくさんあるようです。応募条件には資格不要とありますが、実際、介護事務の資格がないと務まらないのでしょうか?介護事務の資格をとった方が良いなら検討しようと思います。

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資格がないと出来ない仕事ではありませんが、介護業界で仕事をするなら介護保険に関しての知識はあった方が良いです。

介護事務の仕事と資格

介護事務のお仕事は、介護保険施設や事務所での業務になり、主に受付や介護報酬請求(レセプト作成)業務、また介護に関する手続きなどの仕事になります。

とは言え、その施設によって仕事の内容はさまざまだったりします。以下で詳しく説明していきます。

また、介護保険施設といっても以下のようにさまざまあります。

主な介護保険施設

  • 1.介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
  • 2.介護老人保健施設
  • 3.介護療養型医療施設
  • 4.介護医療院

以上の4施設では、必要とする介護の内容により入所できる基準が異なります。

介護事務の仕事

介護事務は、その名のとおり介護に関する事務のお仕事で、仕事のメインは介護報酬請求業務になります。

介護報酬請求業務は、介護保険を取り扱って介護サービスを提供している上記のような施設や事業所が、その利用料金を国と利用者に請求します。

その際、国が支払う分を「介護報酬」として請求するための業務が、レセプト請求になります。

病院やクリニックなどの診療請求のような感じですね。

また、その他の仕事として受付や電話応対、施設によっては介護業務のサポートなどもあったりしますが、業務内容は施設によってそれぞれ異なります。

介護事務資格の必要性

介護事務の仕事をする上で、介護事務の資格は必須ではありませんが、介護保険に関連した専門的な知識がないと難しいかもしれません。

介護事務の資格は国家資格ではなく民間資格になりますので、その資格試験も主催する団体によって異なります。

とは言え、専門的な仕事になりますので、そういった民間の資格があると思います。その資格を取得をするための通信講座などもありますので、検討の余地は十分あります。

介護事務資格取得のメリット

介護事務資格の取得は必須ではないと説明しましたが、介護事務の資格をとればとったでそれなりのメリットはあります。

以下に介護事務資格取得のメリットを4つ記載します。

  • 1.就活で有利
  • 2.就職後に有利
  • 3.転職に有利
  • 4.将来性がある

1.就活で有利

これは言うまでもありませんね。例えば1つの介護事務の求人募集に対して、2人の応募(Aさん.有資格者、Bさん、無資格者)だった場合、有資格者としてプラスになります。

もちろん、その他の部分も加味されるので、それが全てとは言えませんが資格を有しているという事は即戦力で働いてもらえるという事に繋がります。

「有資格者=知識やスキル、仕事に対する熱意を持っている人」とみなされ、就職に有利に働くことが期待されます。

2.就職後に有利

勤務先によっても異なりますが、有資格者ということで給与に資格手当など反映されるケースもあります。

また、スキルが身に付いていることから、職場での信頼度もアップしたりします。資格は持っていて損はないはずです。

3.転職に有利

たとえば旦那さんの転勤に伴い引越しを余儀なくされた場合、引越し先でも介護施設はほぼほぼあるはずです。

介護施設は全国にありますので、介護事務の求人募集がある可能性も高いです。その際、就活と同じで有資格者という事で一歩リードできたりします。

4.将来性がある

超高齢化社会に突入した今では、介護サービス利用者は年々増加しています。この先まだまだ続くと思われます。従ってこの先も介護施設がなくなることはありえません。

また、きつい現場の介護職ではなく、デスクワークがメインの仕事内容ですので、今後、自分が介護事務として働ける年齢を考えた場合、その職を失う可能性は低いと思います。

介護事務資格4選

民間が行っている介護事務資格を掲載しています。これがすべてではなく他にもありますが、わりと取得しやすく通信講座でも学べるものをリストアップしています。

  • 1.介護事務管理士(R)
  • 2.ケアクラーク(R)
  • 3.介護事務実務士(R)
  • 4.介護事務資格

詳細は以下のとおりです。

1.介護事務管理士(R)

資格名介護事務管理士(R)
主催団体技能認定振興協会(JSMA)
通信講座ユーキャン「介護事務講座」
受験形式在宅受験
合格ライン正答率60%以上

2.ケアクラーク(R)

資格名ケアクラーク(R)
主催団体日本医療教育財団
講座ニチイ「介護事務講座」
受験形式在宅受験(年3回)
合格ライン正答率70%以上

3.介護事務実務士(R)

資格名介護事務管理士(R)
主催団体特定非営利活動法人 職業技能専門教育研究機構 認定 全国医療福祉教育協会
通信講座たのまな「介護保険請求事務講座」
受験形式在宅受験
合格ライン添削課題(全5回)が合格基準に達している事(合格基準不明)

4.介護事務資格

資格名介護事務資格
主催団体一般財団法人 日本能力開発推進協会(JADP)
通信講座キャリカレ「介護事務講座」
受験形式在宅受験
合格ライン正答率70%以上

通信講座で学べる主な内容

各介護事務系講座の内容としては、介護保険のしくみや介護レセプトの作成内容、また試験対策の問題集(過去問含)などのテキストをWeb動画での講義が主だったりします。

受講期間も3ケ月~と、わりと短期間で受講から受験まで行える内容になっていますね。

もちろん各講座により、詳細は異なりますが基本的には介護事務系の資格を取得することを目的にしています。

介護保険に必要な知識

介護事務を仕事として行うに必要な知識は以下のとおりです。もちろん最低限のものだけを記載していますので、その他のスキルも身につけておいた方が仕事の幅は広がりますね。

  • 介護保険関連スキル
  • PCスキル
  • 経理業務
  • コミュニケーション能力

介護保険関連スキル

介護保険関連は知ってて当然の知識になります。介護保険制度の仕組みをしっかり理解した上での業務が大前提になります。

とくに介護報酬請求に関しては、算定要件など複雑な内容も含まれることが多々ありますので、最低限必須スキルです。

独学でも良いかもですが、間違ったことを覚えないようにしなければなりません。そういった意味でも、民間資格試験を受験しておけば自ずと勉強するのでスキルアップに繋がります。

PCスキル

介護保険請求(レセプト作成)をする場合、PC入力は避けては通れないです。特に数字と文字の打ち込みは必ずありますので、エクセルとワードくらいは扱えないとお話しにならないかもです。

就職してから覚えよう~なんて思わない方がいいですね。必須科目です。

経理業務

メイン業務である「介護報酬請求業務」は、端的に言えば請求書をだす業務です。イコール経理業務だったりします。

数字が苦手、でもデスクワークは好き!なんて方もいると思いますが、PCスキルと同様に経理業務のスキルも身につけておく必要があります。

コミュニケーション能力

いわゆる人間関係をいかに円滑にすすめつつ、仕事をこなすか?です。

窓口で来訪者と対応する際に、相手との会話や説明などやりとりをうまくこなす必要があります。

総称すればコミュニケーション能力に繋がりますが、日常的に人とうまくやれる方はそつなくこなせると思います。

介護事務資格のまとめ

今回は、介護事務の資格について説明してきました。

介護事務の仕事をするには、介護事務の資格はかならず必要という事はありません。しかし、介護保険の介護報酬請求業務に携わるのであれば、最低限必要な知識をみにつける必要があります。

結果、介護関連のしくみを理解するためにも、介護事務の資格は取得しておくことをおすすめします。

また、介護事務の資格もさまざまな主催団体があります。その中で自分にあったものを選ぶ必要があります。

選択のポイントとしては、資格の内容が自分が目指しているものに合致しているか?また、資格取得条件に講座の受講などがあるか(独学可?)?

取得費用は?などなどしっかり比較調査して決めることです。

介護事務の通信講座を受講する場合も、受験資格によって受講する通信講座が決まってきます。

当ブログでは4つの介護事務資格とその講座を記載しています(上記、介護事務資格4選を参照)

これから介護事務のお仕事目指す方は、是非参考にして下さい。