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【徹底調査】マンション管理士国家試験の5問免除になる条件とは?

こんにちは。yontaro教授です。

今回は、マンション管理士の国家試験を受験する際に、50問ある質問のうち5問免除される制度について解説しています。

50問中5問といったら1割、10%問題が減るのでこれはかなりメリットがあります。

マンション管理士国家試験の5問免除とは?


上記で触れましたが、マンション管理士国家試験出題数50問のうち、5問が免除されると試験の問題数は45問になります。

これはマンション管理士国家試験を受験される方にとっては、かなり有効な手段になりますので利用できるなら利用するべきですね。

5問免除される4つのメリット

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]①5問免除で通常より圧倒的に合格点に近づける

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]②学習範囲が若干狭まるのでより深く勉強できる

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]③試験時間における1問あたりの回答時間が若干増える

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]④精神的に1割楽になる

5問免除になったことにより、上記のようなメリットが生まれます。

では、どうすれば5問免除してもらえるのか?ここが一番の疑問だったりします。

その解説は以下のとおり。

5問免除になる条件


5問免除される条件には、以下に掲げる2つのうちどちらかに該当する必要があります。

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]①管理業務主任者試験に合格し、受験申込時に受験整理票の所定欄に管理業務主任者試験の合格証書の「合格番号」を記入した方

[jin_icon_check color=”#04B404″ size=”18px”]②平成14年4月までに行われた移行講習の課程を修了し、受験申込時に受験整理票の所定欄に移行講習修了証書の「修了番号」を記入した方

5問免除該当者をまとめると、以下のようになります。

  • 管理業務主任者試験の合格者
  • 平成14年4月までの移行講習課程の修了者

上記の方が受験整理票の所定の欄にそれぞれの番号を記入した場合、5問免除の対象になります。

どちらにしても、マンション管理士の国家試験を受験する時点で管理業務主任者の資格を取得している必要があります。

特に移行講習はすでに終了しているため、まだどちらも取得していない方の場合は、管理業務主任者の資格取得者のみになります。

結論を言えば、これからマンション管理士の試験を受けるのであれば、先に管理業務主任者の資格を取得しておくことで5問免除を申請できるということです。

どちらの資格も取得しようとしているのであれば、5問免除制度は使わない手はないですね。

申請の仕方は後半で解説しています。

5問免除される試験範囲

この有利な5問免除制度ですが、ではどの問題が免除されるの?という疑問があると思います。

それは「マンション管理適正化法」に関する5問です。(5問正解と同じ扱いとなります。)

エビデンスとしては、この試験を主催している公益財団法人マンション管理センターの公式ホームページ内にあるQ&Aに記載されているので間違いない情報です。

マンション管理センター『マンション管理士試験関係Q&A』

この出題範囲って問題の内容が毎年ほぼほぼ同じような感じだったりします。過去問を見比べてみて下さい。

過去問は、公益財団法人マンション管理センターの公式ホームページより過去6年分をダウンロードできます。

>>ダウンロードはこちら

注意点

5問減ったことで喜んでいいと思いますが、5問減ったことで試験時間が10分短縮されてしまいます。

通常、マンション管理士の試験時間は2時間(120分)です。1問あたりの回答時間は2.4分になります。

それが5問免除されたことで試験時間は1時間50分(110分)になります。

そうすると1問あたりの回答時間は2分44秒になるので、1問あたり逆に4秒長くなってたりしますw。

注意点というか、5問免除されたことで試験時間が10分減ってしまったけど、ふたを開けてみれば回答時間は逆に4秒増えていた。みたいな感じですw。

結論は、5問免除されることにより1問あたりの回答時間が4秒増えたというメリットが生まれました。

そう考えると、やっぱりこの5問免除は大きいですね。

2つの資格の合格率を比較


マンション管理士の試験を受ける方はお分かりのとおり、マンション管理士試験の合格率は驚愕の「7~9%」です。

かなり低いです。

一方の管理業務主任者試験の合格率は「22.6%」(過去5年統計)です。
マンション管理士に比べればわりと高めだったりします。

この2つの国家資格は内容の80%が重複するので、ダブル受験をする方がかなり多いです。

そういった意味で、5問免除に繋がっているんですね。

この2つの国家試験の試験日も先に管理業務主任者の資格試験があり、その1ヶ月後にマンション管理士の資格試験があります。

先に受験した管理業務主任者資格試験の結果がでた後のマンション管理士の試験なので、5問免除の申請をすれば対象者は5問免除されます。

受験勉強の内容がほとんど同じなので、どうせとるならダブル受験がかなりおすすめです。

5問免除の申し込み方法

管理業務主任者の資格を取得されてる方

マンション管理士試験受験申込書にある「試験一部免除の有無」欄の「有」にチェックをします。

次に「マンション管理士試験受験整理票」の所定欄に、管理業務主任者試験合格証書内にある「合格番号」を記入します。

移行講習修了者の場合

移行講習は平成14年4月までで終了していますが、移行講習修了証書の修了番号がわかれば申請できます。

「マンション管理士試験受験整理票」の所定欄に、移行講習修了証書記載のある「修了番号」を記入します。

もし修了番号を失念した際は、マンション管理業協会の公式ホームページ内にある「管理業務主任者試験合格番号照会書・移行講習修了番号照会書」を印刷し、
必要事項を記入後FAXで照会ができます。

どちらにしても時間がかかるので早急に行うことが必須です。

これから管理業務主任者の資格を取得する方

まずは管理業務主任者試験の申し込みを行い、試験に合格することが先決ですね。

ここをクリアしないことには、5問免除の対象になりませんので。

まとめ


今回はマンション管理士国家試験の5問免除になる条件などについて解説してきました。

難易度の高いマンション管理士の国家試験を受験するなら、少しでも問題は少ない方が有利です。

試験の内容がほぼほぼ同じ管理業務主任者の資格を先に取得することで、マンション管理士の試験を50問⇒45問に減らすことができます。

それにより単純計算で難易度も10%UPします。

それより、国家資格を2つ取得するという事が一番大きいことではないでしょうか?

これからマンション管理士の国家試験を受験される方の参考になれば幸いです。

最後までお読み下さりありがとうございました。